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舞台をやるときに自分のセリフを流れで言えるようになるための録音の仕方

その他

もし舞台に出演するとなったときには自分のセリフを覚えなければなりません。(「自分のセリフの記憶の仕方」で覚え方を紹介しています。)そして自分のセリフを覚えたとしても、どこでそのセリフを言うかがわかっていないと意味がありません。いえるようにするためには、録音したものを使うのが良いと思っています。

セリフの全体的な覚える流れは「セリフをしっかりと記憶する方法」を見てください。

そこで今回は、舞台をやるときに自分のセリフを流れで言えるようになるための録音の仕方を紹介したいと思います。

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自分のセリフを抜いたものを録音する

やることは簡単です。自分のセリフを抜いたものを読んでいき、録音していきます。この時にポイントがいくつかあります。

ポイント1:自分のセリフは心の中で読む

自分のセリフは声には出しませんが、心の中では読んでください。心の中で言わないとどのくらい間を開けて良いのかが不明になるからです。

ポイント2:心の中で読んだ+数秒にする

ポイント1で心の中で読みましたが、このとき読み終わったらすぐ次のセリフを読む、とするのではなく、数秒待ってから次のセリフを読みましょう

心の中で言っているので、実際に声に出していってみると思った以上にゆっくりになりセリフがかぶってしまう可能性があるからです。

ポイント3:自分のセリフ終わりに合図を入れる

ポイント2で数秒立った後次のセリフに行く前に何かしらの合図を入れてください。私の場合は1回手を叩いています。

これを入れることにより、録音を聞いているときにもし自分のセリフを言い忘れたときに自分のセリフを言うべきだったということに気づくことが出来ます。

ちなみに自分のセリフ前に合図を入れるのはNGです。自分のセリフのタイミングがわかってしまうので意味がないです。

ポイント4:自分のセリフ以外は適度に感情を入れる

自分のセリフ以外を読むときは適度に感情を入れてください

あまりにも大きく感情を入れたり自分の解釈を入れすぎてしまうと、自分の考えと実際に演じる人の差が出過ぎてしまい戸惑うかもしれません。

ただしだからと言って棒読みにするとそっちが気になってしまって集中できません。実際私も一回棒読みにしてみましたが、気になってしまいダメでした。

なので、なんとなくで良いので適度に感情を入れましょう。

録音の仕方まとめ

以上のポイントをふまえて具体例をあげると以下のようになります。

例えば以下のセリフを覚えるとします。(これはとりあえずの例なのでセリフの内容は適当です。)

A:みかん、おはよ。

B:おはよ。そういえば今日の4時間目ってなんだっけ?

A:英語だよ。宿題もあるよ。

B:うそ、宿題あったっけ。やってないんだけど、見せて。お願いします。

A:また?まあいいや。あとで教えてあげる。

B:ありがとう。

この時自分がB役だとしたらAのセリフだけ録音していくのです。()は心の中、【合図】は手を叩くなどの合図だとしてこんな風に読みます。

A:みかん、おはよ。

B:(おはよ。そういえば今日の4時間目ってなんだっけ?)【合図】

A:英語だよ。宿題もあるよ。

B:(うそ、宿題あったっけ。やってないんだけど、見せて。お願いします。)【合図】

A:また?まあいいや。あとで教えてあげる。

B:(ありがとう。)【合図】

こうすると、自分のセリフが抜けた録音の完成です。

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音声の活用の仕方

この録音が出来たら実際に聞くだけです。声を出せる環境なら声に出しましょう。声を出せない環境でも、心の中で言ってください。マンションなどで声が出しにくい場合は、防音マイクを使うのも良いです。「手作り防音マイクの作り方と効果を紹介」で作り方を紹介しています。

また、録音を何度も聞くためには、「繰り返し再生するためのおすすめのボイスレーダーアプリ」を活用すると良いです。

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まとめ

  • 自分のセリフが抜けたものを作る。
  • 自分のセリフを心の中で言った後、数秒たってから合図を入れる。
  • 他の人のセリフには適度に感情を入れる。
  • 聞いて覚える。

私は最初、このようなものを作らずに自分のセリフを覚えて前のセリフをなんとなく覚えてとしていました。その結果実際にみんなとやってみたときに、自分のセリフのタイミングがわからずにひどい結果になりました。

それ以降はこの方法を使ったところ自分のセリフの言い忘れはなくなりました。参考にしてみてください。

読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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