舞台をやるときにはセリフを覚えなければいけません。その時に私が覚える方法を紹介したいと思います。前提として、台本の話の流れなどは理解しているとします。また、自分のセリフを覚えた後で良いのですが、他の人のセリフもある程度わかっていなけれいけないです。
セリフを覚える全体の流れは「セリフをしっかりと記憶する方法」を見てください。
今回はその中で、自分のセリフを実際に記憶する部分のやり方を紹介したいと思います。
実際に言う&録音したものを聞く
方法は、自分のセリフを何回も声に出して言うということと、話の流れで録音したものを聞くということです。
声に出して言う
とにかくある程度覚えるまで何回も言います。ただし、意味は理解していた方が良いです。理解しているのといないのでは覚えるスピードが違います。
短いセリフの場合はちょっとやれば台本に目をむけなくても言えるようになると思います。
長台詞の場合は一気に覚えようとするのではなく、区切って少しずつ覚えていくと良いです。その時は途中で前覚えた部分とつなげていってみると良いです。
例えばこの記事の冒頭の分を記憶するとしたら、まず「舞台をやるときにはセリフを覚えなければいけません。」を覚えます。
次に「その時に私が覚える方法を紹介したいと思います。」を覚えます。
覚えたら「舞台をやるときにはセリフを覚えなければいけません。その時に私が覚える方法を紹介したいと思います。」のように2つを続けて言います。
次に「前提として、台本の話の流れなどは理解しているとします。」を覚えます。
というように少しずつ覚えて繋げていくようにすると覚えやすいです。
声が出せない環境で覚える
声が出せないけど覚えたいという時はあると思います。そのために聞いて覚える用の録音を作成しておくと良いです。何度も聞くことにより、セリフを覚えることに加えて、自分がどのタイミングでセリフを言えばよいのかということも理解することが出来ます。
何度も聞くためには、「繰り返し再生するためのおすすめのボイスレーダーアプリ」を活用すると良いです。
録音のやり方は、自分のセリフ以外も含めたセリフを録音していくだけです。ただし、ポイントが2つほどあります。
ポイント1:合図を入れる
録音する中で、自分のセリフの前後に合図を入れます。私の場合は前は手を1回たたく。後は手を2回たたくとしています。
イメージは以下です。
A:こんにちは。
B:【合図1】あっこんにちは。【合図2】
A:今からお出かけですか?
これにより録音したものを聞いたときに、どれが自分のセリフなのかということがわかります。前後で違う合図にした方が良いです。
ポイント2:ある程度感情は込める
自分の読み方で慣れると良くないかもと思い、他の人のセリフ部分を棒読みで読むとやると覚えられません。棒読み具合が気になって集中できないからです。
私は1回棒読みで録音してみましたが、集中できませんでした。
なのであまりにも自分の解釈を入れすぎるのは良くないですが、適度には感情を乗せましょう。
まとめ
- 声に出したり、録音して覚える。
- 長台詞は小分けにして覚える。
- 録音時は自分のセリフの前後に合図を入れる。
- 他の人のセリフ部分はある程度は感情を入れる。
私は以上のような方法で覚えています。もちろんこれは私のやり方なのでもっと違う方法が覚えやすい人はいるかもしれません。ただ、この方法は覚えやすいとは思うので参考にしてみてください。
ちなみにこの後は、別の録音をして流れでもいえるようにしています。「セリフを流れで言えるようになるための録音の仕方」も参考にしてみてください。
読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。