システムエンジニアは大きく分けて、自社で働く場合と他の会社に行って働く場合があります。私は、他の会社に行って働く会社に勤務していましたが、親会社への吸収をきっかけに自社で働くケースも経験しました。
そこで今回は、自社勤務のシステムエンジニアについて紹介したいと思います。
自社勤務とは
そのままですが、自社で働くシステムエンジニアです。それは普通だと思うかもしれませんが、システムエンジニアだと他の会社に行ってそこで仕事をするという場合も多いです。
他の会社に行って仕事する形式については、「派遣(出向)型のシステムエンジニアってどうなの」で紹介しています。
自社勤務の場合は自社の製品やWEBシステムを開発する場合や、自社の社内用のシステムを開発する場合が多いのかなと思います。もしかしたら、他社の依頼を引き受けてやるという場合もあるかもしれません。
私の場合は自社製品を開発しました。
自社勤務の良いところ
良いところ1
自社勤務の良いところ1つ目は、自社の製品に詳しくなる、システムにも強くなるということでしょうか。
製品がいくつかあると、多少は使っているプログラミング言語が違ったりはしますが、ころころ変わる可能性は派遣(出向)よりは少ない&また同じ製品を担当する可能性が多いです。そのためその言語に強くなりますし、製品について詳しく知ることが出来ます。
若手のうちから、自社の製品に慣れるというのは良いことだと思います。若手の仕事については、「若手エンジニアの仕事について」で紹介しています。
良いところ2
自社にいるので、手続きなどいろいろめんどくさいことはないです。
派遣(出向)の場合は普段はほかの会社に勤務しているので、自社に何か用がある場合は自社に帰らなくてはいけません。自社勤務の場合は、すぐに用事を済ませることが出来ます。
自社勤務の良くないところ
良くないところ1
自社でやっていることが興味の薄いことだとつらいです。
私はどちらかというとWEBシステム(ホームページ)を開発するのが好きだなと派遣(出向)で色々行くうちに感じました。ところが親会社に吸収されて製品開発になって、あまり好きではないなと感じました。
私の場合は吸収されて強制的にという流れでしたが、最初から就職活動で入社するという場合は、その会社が開発している製品に興味が持てるかどうかも見ておいた方が良いです。
良くないところ2
これは会社によるとは思いますが、忙しくなることが判り易かったところです。
自社勤務で見込み残業が給料に含まれていたので、残業を前提にしている会社なのかなと感じました。そのうえ、チームリーダーの先輩がものすごく忙しくて残業をしているのを見ていると、将来はこの忙しさを求められるのかと不安になりました。
派遣(出向)の場合は行く場所によっては忙しい場合もありますが終わりがあるのに対し、自社勤務の場合はそれがないので絶対忙しくなるのかと感じました。
まとめ
- 自社の製品に詳しくなれる。スキルアップが見込める。
- 自社のものに興味がないと辛い。
私は、吸収されて意図しない自社勤務になってしまったため、製品のこと以外にも不満点があったりしましたが、最初から自社勤務の会社に入っていればまた違ったのかなとも思います。はっきりとは言えませんが、スキルアップなどを考えると、最終的には自社勤務の会社の方が良いのかなと思います。
読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。